ロムアンド グラスティングメルティングバーム|赤みを足す日の14番
ロムアンド グラスティングメルティングバームの14 ディアアップルを整理。3.5gの繰り出しバームで、14が並ぶ公式のコレクションは6色構成。赤みをどの場面で足すか、1〜2mmの使い方、他の色番やティントとの違いまでまとめました。
こんにちは、KIREIRANK編集部のゴンザレスです。
金曜の夕方、仕事を切り上げてそのまま人と会う日。駅のホームでスマホのカメラを内側に向けて、「顔色、足りてないな」と気づく瞬間があります。かといって濃い赤を出して塗り直すほど気合いの入った予定でもなくて、欲しいのは色そのものというより血の気のほう、みたいな話です。
その用途にちょうど収まる色番があります。ロムアンド グラスティングメルティングバーム 14 ディアアップル です。りんごの名前を借りた赤み寄りの1色で、Amazonのリップ総合で5位、口紅のくくりでは3位に入っています。
引っかかったのは、この14がブランド公式のオンラインストアで「#ダスティオンザヌード」と名付けられた6色の並びに置かれていることでした。りんごの名を持つ色が、くすみ側の棚に立っている。名前と配置が逆を向いているわけですね。
扱うのは、14が属する色番グループの構造、3.5gの中身、1〜2mmという繰り出し量、そして赤みを足したい日の使い分けです。急ぐ方は、次の3行と早見表で判断がつくようにしてあります。
- 赤を薄めて持ち歩くための色番。14 ディアアップルは、公式が「#ダスティオンザヌード」とまとめた6色の並びに入っています。
- 内容量は3.5g。質感の公式表記は「透明感の高いツヤとなめらかな質感で、もっちり・ぷるぷるとした仕上がり」です。
- 扱い方の指示は3つ。1〜2mmだけ繰り出す、出しすぎない、閉める前にケースへ戻す。公式の使用方法はこれで全部です。
📋 スペック早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | グラスティングメルティングバーム 14 ディアアップル |
| ブランド | ロムアンド(rom&nd/韓国) |
| 剤形 | 繰り出し式のリップバーム(スティック状) |
| 内容量 | 3.5g |
| 色 | 14 Dear Apple(ディアアップル):りんごを指す色名。公式の1色ごとの説明文は日本向けに出ていない |
| 所属グループ | 公式ストアの「#ダスティオンザヌード」(10〜15の6色構成) |
| 質感の訴求 | 透明感の高いツヤとなめらかな質感、もっちり・ぷるぷるとした仕上がり(公式表記) |
| カラー展開 | 公式ストアは #オリジナル7色/#ニューベア2色/#ダスティオンザヌード6色/#ブラックスペクトラム のグループ単位で並ぶ |
| 使用量の目安 | 1〜2mm繰り出して使う(公式表記) |
| 香り | 記載なし |
| 処方まわり | 全成分・フリー処方・各種テストの記載なし |
- 赤リップは好きだが、重く見える日は避けたい
- 夕方に顔色だけ立て直したい
- オフィスでも浮かない赤みが欲しい
- ポーチに1本、日中用の色を足したい
- ツヤのある仕上がりが好み
- 写真で映える発色の強さが欲しい
- 塗り直す手間をできるだけ省きたい
- 唇のくすみを塗りつぶしたい
- 色名の説明を読んでから買いたい
- 全成分の表示を先に確認したい
※ 公式が公開しているスペックをもとにした編集部の独自評価です。使用感の測定値や、効果効能を示すものではありません。
目次
- 結論:赤を薄めて持ち歩くための色番
- 赤リップが「気合いの色」から降りてきた話
- 色番の並び方を分解する(14はどのグループにいるのか)
- ディアアップルの赤みと質感を公式表記から読む
- 塗り方のコツ3つ:赤みの量を場面に合わせる
- デメリット・注意点
- 同グループの色番・他シリーズとの違い
- まとめ
1. 結論:ロムアンド グラスティングメルティングバームの14は「赤を薄めて持ち歩く」色番
役割から先に置きます。
14 ディアアップルは、赤を発色させるための色ではなく、赤みを1段階うすめた状態で唇に置いておくための色番です。
口紅を選ぶとき、私たちはたいてい2つの質問に答えています。
どの色相にするか × どれくらいの濃さにするか
赤系のリップは、この2問目が「濃いめ」に固定されがちなんですよね。だから「今日は赤の気分だけど、この服と予定では強すぎる」という日に行き場がなくなる。
グラスティングメルティングバーム 14 が引き受けているのは、その空いた席です。色相は赤に寄せたまま、濃さの目盛りだけ下げる。ツヤの膜に赤みを溶かし込んで、顔色の底上げくらいの量で止めておく、という置き方になります。
2. 赤リップが「気合いの色」から降りてきた話(#水膜リップバームという呼び名)
赤という色相の扱いは、ここ数年でずいぶん軽くなりました。背景として3つ思い当たります。
① 赤が「特別な日の色」ではなくなった
かつて赤リップは、夜の予定やここぞという日に紐づく色でした。それが平日の昼にも降りてきて、濃さを選べる前提の色相に変わっています。棚の作り方も、赤か否かではなく「どのくらい赤いか」で分かれるようになりました。
② 色番が2桁に入り、選ぶ基準が濃度に移った
1つのシリーズが10色を超えると、色相だけでは並びきりません。そこでブランド側は、似た方向の色をグループ名でまとめ始めます。買う側も「何色か」の前に「どの濃度帯か」を選ぶようになったわけですね。
③ 鏡なしで足せるかどうかが基準になった
繰り出し式のバームは、指先の感覚だけで塗り直せます。日に3〜4回さっと足せるなら、朝の1回で色を決め切る必要はそもそも薄いです。
ロムアンドがこのシリーズに付けている呼び名は「#水膜リップバーム」で、公式は「むちむち・もっちりとした仕上がり」を指す言葉として使っています。※ メーカーによる呼称です。医学的な用語ではありません。
いま赤み系のリップが棚のどのあたりに並んでいるかは、リップの売れ筋ランキングを横に置くとつかみやすいです。
3. 色番の並び方を分解する(14はどのグループにいるのか)
このシリーズは、公式ストアで色番が一列に並んでいるわけではありません。グループ単位で区切られていて、14はその3つ目の区画に入っています。並びを書き出すとこうなります。
| 公式ストアの区画 | 入っている色番 |
|---|---|
| #オリジナル(7色) | 01 Coco Nude/02 Ruby Pink/03 Sorbet Balm/04 Hippie Berry/05 Nougat Sand/06 Kaya Fig/07 Mauve Whip |
| #ニューベア(2色) | 08 Coralia/09 Peonies |
| #ダスティオンザヌード(6色) | 10 Nu Beige/11 Buffy Coral/12 Veiled Rose/13 Scotch Nude/14 Dear Apple/15 Pecan Brew |
| #ブラックスペクトラム | 06 Kaya Fig/16 Kitten Peach/17 Berry in Black |
ここから読めることが2つあります。
ひとつは、14の隣人が全員くすみ系だということ。日本の公式リリースが12と13に付けた説明は「程よく白みを含んだローズベージュ」「レッド寄りのやさしいブラウン」でした。白みを含む、やさしい、と形容される列の中に、りんごの名前を持つ色が1つ混じっている構図です。グループ名の「ダスティ」がそのまま濃度の指定になっていると読めます。
もうひとつは、発売の順番がそのまま色の傾向になっていること。最初の7色は色相で幅を取り、08・09で明るい側を足し、10〜15でくすみ側を埋めた。14はその最後の区画にいるので、シリーズの中では「赤を後から足した1色」という位置づけになります。
日本の正規流通で色の説明文が公開されているのは、01 アプリコットベージュ、03 フレッシュコーラル、05 ヌガーブラウン、06 ソフトロージー、07 モーブピンク、08 ライトコーラル、09 ライトクールピンク、そして12・13まで。14については、色名とグループ名までが公式に出ている情報です。香り・全成分・テストの記載も見当たりませんでした。開示の範囲については6章で改めて整理します。
4. ディアアップルの赤みと質感を公式表記から読む
口紅の使用感は、公式が出している仕様に設計として現れます。ここではその仕様から、どんな使い心地を狙った1本なのかを読み解きます。
① 膜の厚みは「もっちり・ぷるぷる」から読める
公式の質感表記は「透明感の高いツヤとなめらかな質感で、もっちり・ぷるぷるとした仕上がり」。薄く伸びて消える方向ではなく、塗ったあとに厚みが残る方向の言葉が選ばれています。唇の表面に層を作って、そこで光を返す設計と読めます。
② 赤みは「足し算」で出る
透明感を前面に出した表記ということは、下の色を隠さないということでもあります。つまり出てくる赤は、元の唇の色に14の赤みが乗った合成色です。同じ1本でも、血色の強い唇では赤寄りに、色の薄い唇ではくすんだピンク寄りに転びます。唇の色を置き換えるのではなく、傾ける道具だと考えると読み違えません。
③ 彩度の上限はグループ名が示している
りんごという色名だけ見ると鮮やかな赤を想像しますが、公式がこの色を置いた区画は「#ダスティオンザヌード」です。ブランド側が自分で濃度帯を宣言している、と受け取るのが自然ですね。ビビッドな赤を期待して開けると、想像より2段階ほど落ち着いた赤みに見えるはずです。
どこまでカバーできるか
透明感を保つ設計なので、唇の色ムラや輪郭のぼやけを塗りつぶす使い方には向きません。くっきり見せたい日は、下地で唇の色を整えてから重ねるか、発色側のアイテムを先に仕込んで14を上から重ねるほうが、狙いと結果が噛み合います。
5. 塗り方のコツ3つ:赤みの量を場面に合わせる
公式の使用方法は、繰り出し量と扱い方の3点です。そこから逆算できるコツを挙げます。
① 1回目は下唇の中央だけ。濃さは2回目で決める
赤みは足し算で出るので、最初から全面に広げると量の調整が効きません。下唇の真ん中に置いて指で外へぼかし、それで足りなければ上唇にも重ねる。オフィスなら1回、夜の予定があるなら2回、と回数で濃さを変えられるのがこの剤形の便利なところです。
② 繰り出しは1〜2mmで止めておく
公式が量について書いているのは「1〜2mm繰り出してお使い下さい」の一文です。スティック状の口紅の目安よりかなり短いわけで、それだけ中身が柔らかいということでもあります。勢いよく回すと、唇に当てた瞬間に先端が折れます。
③ キャップを閉める前に、必ずケースへ戻す
公式の注意書きには「ケース内に繰り戻してからキャップをお閉め下さい」とあります。出したまま閉めると先端が潰れて、次に塗るときの断面が歪みます。3.5gを最後まで気持ちよく使えるかどうかは、この2秒にかかっている気がします。
6. デメリット・注意点:色の出方の個人差と、非公開の項目
買ってから気づくと面倒な点を先に並べます。
- 仕上がりの赤みが人によって変わる。 透明感を残す設計なので、元の唇の色が結果に混ざります。他の人のスウォッチと同じ色になるとは限らない、というのは織り込んでおいたほうがいいです。
- 色が長く残る方向の設計ではない。 ツヤの膜が主役のバームなので、飲み物やマスクで膜ごと薄くなります。1日2〜3回の塗り直しを前提にするアイテムですね。
- 14の色の説明文が日本向けに出ていない。 01や12・13のように、公式が一文で色を説明してくれる色番もあるなかで、14は色名とグループ名までしか手がかりがありません。買う前に文章で確かめたい方には不親切な状態です。
- 全成分と香りが公開されていない。 日本の公式リリースに出ているのは容量・質感・使用方法までです。避けたい成分がある方は、パッケージや販売ページの成分表示を購入前に確認してください。
- 柔らかいぶん折れやすい。 公式が「柔らかいバームのため、繰り出し過ぎにご注意下さい」と明記しています。夏場のバッグの中など、温度が上がる場所に入れっぱなしにしないほうが安全です。
7. 同グループの色番・他シリーズとの違い、どれを選ぶ?
同じ濃度帯の中で色相を選ぶのか、それとも別のシリーズで質感ごと変えるのか。並べておきます。
| タイプ | こんな日に |
|---|---|
| グラスティングメルティングバーム 14 ディアアップル | 赤みで顔色を上げたいが、強く見せたくはない日 |
| 同グループの他の色番 | 同じ濃度帯で色相だけ振りたい。ベージュ寄りは10、コーラル寄りは11、ブラウン寄りは13・15 |
| グラスティングウォーターティント | 日中に触れる回数を減らしたい。色を唇側に残す方向のアイテム |
| グラスティングカラーグロス | 唇の表面をならしてから光らせたい。チップで量を細かく決めたい |
迷ったら、まずは 14 ディアアップル を平日用の赤として1本置いてみるのがいいと思います。濃い赤を持っている人ほど、間を埋める色として効いてくるはずなので……。
よくある質問
14 ディアアップルはどんな色ですか?
色名はりんごを指す「Dear Apple」で、赤み寄りの1色です。公式は1色ごとの説明文を日本向けに出していませんが、この色番が置かれているのは公式ストアの「#ダスティオンザヌード」という6色の区画なので、鮮やかな赤ではなく落ち着いた濃度の赤みと読めます。
グラスティングメルティングバームの塗り方を教えてください。
公式が案内しているのは、1〜2mm繰り出すこと、柔らかいバームなので繰り出し過ぎに注意すること、ケース内に繰り戻してからキャップを閉めることの3点です。塗るときは下唇の中央に置いてから外へ広げ、濃さは重ねる回数で調整すると場面に合わせやすくなります。
14 ディアアップルはブルベ イエベのどちらに向きますか?
パーソナルカラー別の区分けは、ブランドから示されていません。透明感を残すタイプは元の唇の色が結果に混ざるため、同じ1本でも人によって見え方が変わります。赤みの強い色ではないので、どちらの方でも濃さを調整しながら使える部類です。
他の色番との違いは何ですか?
質感と容量は共通で、変わるのは色相と濃度です。14は10〜15の6色でまとめられた区画に属していて、隣には10 Nu Beige、11 Buffy Coral、12 Veiled Rose、13 Scotch Nude、15 Pecan Brew が並びます。同じ落ち着いた濃度帯の中で、赤みの担当がこの14という並びです。
内容量と、シリーズ内での位置づけは?
内容量は3.5gです。日本の公式リリースでは、ジューシーラスティングティントやデュイフルウォーターティントに続く高保湿のバームとして紹介されていて、ツヤ側を担当するラインにあたります。
8. まとめ
もう一度3行だけ。
- 赤を薄めて持ち歩く色番。 色相は赤に寄せたまま、濃度だけ下げて顔色の底上げに使える1色です。
- グループ名が濃度を宣言している。 公式ストアで14が置かれているのは「#ダスティオンザヌード」の6色の並び。りんごの名前より、この区画のほうが実物に近い情報です。
- 公式の指示は3つだけ。 1〜2mm出す、出しすぎない、戻してから閉める。3.5gを折らずに使い切る条件はこれで足ります。
強い赤を塗る日は年に何回あるだろう、と数えてみると、たぶん想像よりずっと少ないんですよね。そのあいだの平日を引き受ける色として、ロムアンド グラスティングメルティングバーム 14 ディアアップル は静かに便利な1本なんじゃないかと……。
Amazon.co.jp の商品ページが開きます。価格・在庫・仕様は変更される場合があるため、最新情報はリンク先でご確認ください。
- rom&nd 韓国公式オンラインストア 商品ページ(カラーグループの構成と色番・色名の記載)/rom&nd 日本総代理店・株式会社韓国高麗人蔘社 公式プレスリリース(内容量・質感の表現・使用方法・注意書き・日本展開色の色説明・シリーズ内の位置づけ)
- Amazon.co.jp ビューティー 売れ筋ランキング(掲載の根拠となる順位データ・商品名表記の色番号)
本記事は化粧品の一般的な使用方法と、公式に公開された情報を編集部がまとめたものです。医薬品のような効果・効能を示すものではありません。肌に異常が生じた場合は使用を中止し、専門医にご相談ください。
本記事は商品名・公開情報から確認できる特徴をもとに編集部が作成したもので、効果・効能を保証するものではありません。使用感には個人差があります。