Dinto ブラーグローイリップティント|219はブラー?ツヤ?成分で検証
Dinto ブラーグローイリップティント 219 アベ・マリアは3.5gのリップティント。名前は「ブラー」、商品説明は「ソフトグロイティント」。32成分の並びと公式の色説明ペールラベンダーから、仕上がりの正体と塗り方、ほかの色番との選び分けを整理しました。
こんにちは、KIREIRANK編集部のゴンザレスです。
リップティントには、ざっくり2つの流派があります。輪郭をふわっとぼかして、セミマット寄りに見せる「ブラー系」。それから、水っぽい光沢をのせて唇をうるっと見せる「グロウ系」。たいていの商品はどちらかに旗を立てていて、棚でもそこが選ぶときの目印になっているんですよね。
ところが、Dinto ブラーグローイリップティント 219 アベ・マリアは、名前の中に両方の旗が立っています。ブラーと、グローイ。読み方は「ディント ブラーグローイリップティント」。LIPSなどでは「ブラーグロイ」と短く書かれることもあり、色名も@cosme SHOPPINGでは「219 アベマリア」と中黒なしの表記です。
じゃあ実際はどっち寄りなのか。@cosmeに掲載されたブランド提供の商品説明を読むと、本人は自分を「ソフトグロイティント」と呼んでいて、「重ねれば重ねるほど澄んだ輝きがプラスされ」と書いています。言葉の上では、かなりグロウ側に体重をかけているんです。
10月26日に取ったAmazonのリップティント部門では、この219が3位に入っていました。全34色のうちの1色、しかも公式の色説明は「ペールラベンダー」という淡い色です。名前と説明のズレ、色の淡さ、そして順位。この3つを、32個の全成分と公式の仕様から検証していきます。先に答えだけ欲しい方は、すぐ下の3行でどうぞ。
- 説明文の軸はツヤ、名前の「ブラー」はにじむ発色の側。公式は「ソフトグロイティント」「ムラなく色づき」と書いています。
- 全成分は32個で、先頭は水、2番目にジフェニルジメチコン。色素は5種類で、酸化チタンが17番目に入っています。
- 219 アベ・マリアの色説明はペールラベンダー。容量3.5g、全34色の中で、色より質感を見せる側の1本です。
📋 スペック早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | Dinto ブラーグローイリップティント 219 アベ・マリア |
| ブランド | Dinto(ディント)。@cosmeのメーカー欄は Trendmaker |
| 剤形 | チップで塗るリキッドティント(公式の呼び名はソフトグロイティント) |
| 内容量 | 3.5g |
| 色 | 219 アベ・マリア(@cosme SHOPPINGの色説明は「ペールラベンダー」) |
| カラー展開 | 全34色(@cosmeの商品説明より) |
| 公式の仕上がり表記 | ムラなく色づき、唇をしっとりと軽く仕上げる/重ねるほど澄んだ輝きがプラス |
| 色名のテーマ | 古典文学にインスパイアされたカラー(※メーカーによる表現) |
| 全成分の数 | 32個(水で始まり、トコフェロールで終わる) |
| 色素 | 酸化チタン、黄4、赤227、黄5、青1 |
| 香り | 全成分の23番目に香料。どんな香りかは公式に記載なし |
| 使い方 | チップに適量を取り、唇の内側から外側へ塗る |
| 発売日 | 2023年1月11日(@cosme掲載) |
| JANコード | 4570094681196 |
- 濃い発色より、淡い色にツヤをのせた口元が好き
- ラベンダー系の色を、強すぎない形で試してみたい
- ぼかし塗りとしっかり塗りを、日によって使い分けたい
- 全成分を読んでから選びたい
- 色名の物語性も含めて楽しみたい
- マットに近い、乾いた仕上がりを求めている
- 血色感をはっきり足したい日用の1本を探している
- 無香料のリップを選びたい
- 色持ちの公式な目安を見てから決めたい
- 34色から選ぶのが負担に感じる
※ 公式が公開しているスペックをもとにした編集部の独自評価です。使用感の測定値や、効果効能を示すものではありません。
目次
- 結論:219はツヤを主役にした淡いラベンダー
- ブラーとグロウ、なぜ両方を名乗るのか
- 32成分を分解|水とシリコーンが前に並ぶ理由
- 219 アベ・マリアの色と仕上がりを公式スペックから読む
- 塗り方のコツ3つ|ぼかすか重ねるか
- デメリットは?219で気をつけたい4つ
- ほかの色番・同ブランドとの違い
- まとめ
1. 結論:Dinto ブラーグローイリップティント 219はツヤを主役にした淡いラベンダー
先に答えを置くと、ブラーグローイリップティント 219 アベ・マリアは「ツヤで見せて、色はにじませる」ティントです。
ブラーかグロウか、という二択で言えばグロウ側。ただ、ギラッと光らせるグロスとは違って、商品説明にあるのは「しっとりと軽く」「澄んだ輝き」という控えめな言葉です。ブラーの名前は、仕上がりの質感というより、ムラなく溶けるような色の出方のほうを指していると私は読みました。
そこに219のペールラベンダーが乗ります。34色の中で、色の主張で勝負する番号ではありません。素の唇の色を少しだけ涼しく寄せて、その上にツヤの膜を置く。そういう役回りの色番だと思います。
2. ブラーとグロウ、なぜ両方を名乗るのか
ここ数年、ティントの売り場はブラー系とグロウ系にきれいに分かれてきました。その中で、あえて両方の言葉を名前に入れる意味を、私は2つの方向から考えています。
① 「どっちか選べない」人の受け皿になる
ぼかし塗りの流行は続いている一方で、乾いた見え方が苦手でグロウに戻ってくる人もいます。名前で両方を抱えておけば、どちらの棚を探している人にも引っかかる。名づけとしてはかなり上手いやり方なんですよね。
② 色数の多さと相性がいい
全34色もあると、同じ質感でも色番によって見え方はかなり変わるはずです。濃い色はぼかして、淡い色はツヤで見せる。ひとつの名前でその幅を受け止められるのは、色数で選ばせるシリーズにとって都合のいい設計だと思います。
もうひとつ、このシリーズは色名がラテン語や古典の言葉から取られています。219 アベ・マリアのほかにも、284 メメントモリ、227 デコーラム、210 レベレンティアといった名前が並んでいて、色を物語で選ぶ楽しさがある。ここはDintoのはっきりした個性ですね。
ティント全体の順位の動きは、リップの売れ筋ランキングで毎週追いかけています。
3. 32成分を分解|水とシリコーンが前に並ぶ理由
@cosmeに掲載された219の全成分を数えると、32個でした。並び順はそのまま、配合量の多い順の目安になります。
| グループ | 主な成分(並び順) | 役割の見立て |
|---|---|---|
| ベース | 水(1番目) | 水で始まるタイプの処方 |
| ツヤを出す油剤 | ジフェニルジメチコン(2)、リンゴ酸ジイソステアリル(3)、トリメチルシロキシフェニルジメチコン(7)、水添ポリイソブテン(6) | 光を返すシリコーンとエステル、炭化水素 |
| 密着・なめらかさ | ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2(4)、オクチルドデカノール(5)、スクワラン(16) | 唇の上で油の層をまとめる役 |
| 水と油をつなぐ | セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン(9)、ポリソルベート60(11)、イソステアリン酸ソルビタン(12) | 乳化剤。水と油剤を1本にまとめる |
| うるおい系 | ジグリセリン(8)、DPG(10)、ペンチレングリコール(13)、BG | 化粧品の保湿剤として一般的なもの |
| とろみ | (アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー(14)、セテアリルアルコール(15) | 液の粘度と塗りやすさを整える |
| 色 | 酸化チタン(17)、黄4、赤227、黄5、青1 | 白をベースに赤・黄・青で色をつくる |
| 香り | 香料(23)、安息香酸ベンジル、リナロール、ヘキシルシンナマル | 香料と、その構成成分の表示 |
おもしろいのは、先頭が水で、その直後にツヤ系のシリコーンとエステルが続き、9〜12番目に乳化剤がまとまって入っているところです。水と油を乳化させた「乳液寄り」のティント、という骨組みが読めます。
乳化タイプは、油だけのリップより塗った膜が軽くなりやすいのがカテゴリの一般的な傾向です。商品説明の「しっとりと軽く」は、この骨組みとそのまま対応している言葉だと思います。
そして色の中で最初に来るのが酸化チタン。17番目なので量としては多くありませんが、白い顔料は色をやわらかく、少し霞ませて見せる働きがあります。ペールラベンダーの「ペール」の部分と、名前の「ブラー」の両方に関わっていそうなのが、ここなんですよね。
4. 219 アベ・マリアの色と仕上がりを公式スペックから読む
使用感は、公式が公開しているスペックに設計として現れます。ここではその設計から、どんな使い心地を狙った商品なのかを読み解いていきます。
テクスチャー ← 水と乳化剤の構成から
水が先頭で乳化剤が4種類入っている処方なので、とろみのある乳液状のティントと読めます。油性成分のツヤを持ちながら、重さは水のほうで逃がす。商品説明の「しっとりと軽く」に寄せた設計ですね。
仕上がり ← 2番目と7番目のフェニル系シリコーンから
ジフェニルジメチコンとトリメチルシロキシフェニルジメチコンは、どちらも光沢を出す目的でリップによく使われるシリコーンです。これが上位に2つ入っているので、仕上がりはツヤ寄りと見るのが自然です。「澄んだ輝き」という表現とも食い違いません。
色 ← 公式の色説明と色素の組み合わせから
219の色説明は、@cosme SHOPPINGの商品ページで「ペールラベンダー」。添えられた一文は「”マリアのご加護”が貴方を導きますように」です。色素は酸化チタンに赤227と青1、黄4・黄5という組み合わせで、白で淡くしたところに赤と青で紫みを出す構成と読めます。なお@cosmeのブランド提供ページでは、同じ箇所が「ベイリーベンダー」と表記されていました。
重ねたときの変化 ← 商品説明から
公式は「重ねれば重ねるほど澄んだ輝きがプラスされ」と書いています。1回目は色がにじむように入り、重ねるとツヤの層が厚くなる、という段階的な見え方を想定した設計です。
限界 ← カテゴリの性質から
ツヤ寄りの乳化ティントは、こすれや飲食で表面の光沢から落ちていくのがカテゴリ共通の性質です。色持ちについて、公式の日本向け説明には数字や表現が出ていません。
5. 塗り方のコツ3つ|ぼかすか重ねるか
公式の使い方は「チップに適量を取り、唇の内側から外側へ塗ります」の1文です。この内側から外側へ、という向きがそのままブラーとグロウの両方に使えるのが、このシリーズの面白いところだと思います。
① ぼかしたい日は、内側だけにのせて指でなじませる
チップで唇の内側にだけ置いて、輪郭まで引かずに止める。外側へは指で軽く広げる程度にすると、名前のブラーに近い、にじんだ見え方になるはずです。淡いペールラベンダーは境目が目立ちにくいので、この塗り方と相性がいい色番です。
② ツヤを見せたい日は、全体に塗ってからもう1度重ねる
公式の「重ねれば重ねるほど」を素直に使う方法です。1度目で唇全体に広げ、少し置いてから2度目を中央に。光沢の層を厚くしたい日はこちらが設計どおりですね。
③ 色をはっきりさせたいなら、ほかのリップの上に
219は単体だと淡い色なので、手持ちのリップの上に重ねてラベンダーのツヤを足す使い方もできます。下の色を少し涼しい方向に寄せる、トップコートに近い役回りです。
6. デメリットは?219 アベ・マリアと落ちにくさで気をつけたい4つ
買ってから「あれ?」とならないように、引っかかりそうな点を4つ挙げておきます。
- 落ちにくさの公式な目安がない 商品説明に色持ちの時間や表現は出ていません。ツヤ寄りの処方なので、食事のあとは塗り直す前提で考えておくと気がラクです。
- 219単体では血色感が控えめ ペールラベンダーは、顔色を足す方向の色ではありません。血色が欲しい日は、赤みのある色番を選ぶか、重ね使いに回すほうが向いています。
- 香料が入っている 全成分の23番目に香料、そのほかにリナロールやヘキシルシンナマルが表示されています。香りの種類は公式に記載がないので、無香料派の方は店頭で確かめるのが安心です。
- 色名から色が想像しにくい アベ・マリアもメメントモリも、名前だけでは色が分かりません。34色の中から選ぶときは、色説明の言葉か店頭の色見本が頼りになります。
使用上の注意として、公式は「お肌に異常が生じていないかよく注意して使用」すること、赤み・はれ・かゆみなどの異常があらわれた場合は使用を中止して皮膚専門医に相談することを挙げています。
7. ほかの色番・同ブランドとの違い
同じブラーグローイリップティントでも、色番によって選ぶ理由はかなり変わります。ここでは、色名が目に入りやすい番号と並べてみました。
| 商品 | 選び方の目安 |
|---|---|
| 219 アベ・マリア | 色説明はペールラベンダー。淡い色にツヤを重ねたい人に |
| 284 メメントモリ | 280番台の色番。219とは別の色を同じ質感で試したい人に |
| 227 デコーラム | 220番台の色番。色見本を見比べて2本目を選びたい人に |
| 210 レベレンティア | 210番台の色番。色名の物語から選ぶのが好きな人に |
| Dinto ブラーリングリップベール | 同ブランドで名前に「ブラーリング」が付く別シリーズ。質感の違いは各商品ページで確認を |
ほかの色番の色説明は、それぞれの商品ページで確かめてください。219について分かっているのは、公式の言葉がペールラベンダーで、34色の中で淡い側にいるということです。
ブラー系とグロウ系のどちらが好みか決まっていないなら、迷ったら219から入るのがいいと思います。塗り方ひとつで両方の顔を試せる色番なので、自分がどちら寄りかを知る1本目として浮きにくいはずです。
よくある質問
Dinto ブラーグローイリップティントはブラー系とグロウ系のどっち?
ブランド提供の商品説明では「ソフトグロイティント」と呼ばれ、「重ねれば重ねるほど澄んだ輝きがプラス」と書かれています。言葉の上ではツヤ寄りで、色は「ムラなく色づき」と説明されています。
219 アベ・マリアはどんな色?
@cosme SHOPPINGの商品ページでは「ペールラベンダー」と説明されています。全成分の色素は酸化チタン、黄4、赤227、黄5、青1の5種類です。
ブラーグローイリップティントの容量と色数は?
容量は3.5gです。@cosmeに掲載された商品説明では全34色とされています。
ブラーグローイリップティントの塗り方は?
公式の使い方は「チップに適量を取り、唇の内側から外側へ塗ります」です。内側だけにのせればにじんだ見え方、重ねればツヤの層が厚くなる設計です。
ブラーグローイリップティントは落ちにくい?
色持ちについて、公式の日本向け説明に数字や表現は出ていません。ツヤ寄りの処方なので、飲食のあとは塗り直す前提で考えるのが現実的です。
8. まとめ
もう一度3行だけ。
- 219は、ツヤで見せて色はにじませる淡いラベンダーのティント
- 全成分は32個。水と乳化剤、上位のフェニル系シリコーンが「しっとり軽く」と「澄んだ輝き」の土台
- 内側だけにのせればブラー寄り、重ねればグロウ寄り。塗り方で顔を変えられる
名前の二択に迷っていた方へ、答えはDinto ブラーグローイリップティント 219 アベ・マリアの塗り方の中にあります。
ブラーもツヤも、塗る手しだいです。
Amazon.co.jp の商品ページが開きます。価格・在庫・仕様は変更される場合があるため、最新情報はリンク先でご確認ください。
- @cosme「Dinto / ブラーグローイリップティント 219 アベ マリア」ブランド提供の公式商品情報(容量・発売日・全34色・商品説明・使い方・使用上の注意・全成分・JANコード、2026年10月27日確認)
- @cosme SHOPPING「ブラーグローイリップティント #219 アベマリア」商品ページ(219の色説明、2026年10月27日確認)
- Amazon.co.jp ビューティー 売れ筋ランキング リップティント部門(2026年10月26日収集、掲載の根拠となる順位データ)
本記事は化粧品の一般的な使用方法と、公式に公開された情報を編集部がまとめたものです。医薬品のような効果・効能を示すものではありません。肌に異常が生じた場合は使用を中止し、専門医にご相談ください。
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