リケラエマルジョン|コテとアイロンを毎日使う髪に選ばれる理由
リケラエマルジョン 200mLはサロン発想の「髪の補修乳液」。インバス・アウトバス2wayの使い方、AEDSケラチンとスーパー疎水グラフトPPTの設計、リケラミストとの違い、詰め替えを含む4形態まで公式記載をもとに解説します。
こんにちは、KIREIRANK編集部のゴンザレスです。
アウトバスのヘアケアって、売り場だとだいたい「オイル」「ミルク」「洗い流すトリートメント」の3つに分かれていますよね。オイルは乾いた髪の表面に乗せる仕上げ役、洗い流すタイプは浴室で完結するケア。……で、その3分類のどこにも収まらない肩書きを、自分から名乗っている商品があります。
ReKERA(リケラ) エマルジョン 200mL。公式が付けている呼び名が「髪の補修乳液」なんです。※ メーカーによる呼称です。乳液。スキンケアの言葉がそのままヘアケアに降りてきていて、棚のどの列に置くべきか一瞬迷う。検索では「リケラ エマルジョン」と区切って打たれることも多い商品です。
作っているのはリトル・サイエンティストという、ヘアサロン向けの薬剤を手がけているメーカー。家庭用として先に設計されたものではなく、サロンの現場で使われている1本が、そのまま家でも使える形になっているという順番なんですよね。Amazonのヘアケア売れ筋でも上位に定着していて、この記事を書いている時点では3位に入っています。
そこで今回は、公式に出ている記載をもとに ①オイルやミルクと何が違うのか ②インバス・アウトバス2wayの使い方 ③リケラミストとの使い分け の3つを整理しました。買うかどうかだけ決めたい方は、直後の3行と早見表まででたどり着けます。
- 公式の肩書きは「髪の補修乳液」。濡れた髪に伸ばして、そのまま乾かすところまでが1工程のインバス・アウトバス2way仕様です。
- 軸になるのはAEDSケラチンとスーパー疎水グラフトPPT。疎水結合に加えてS-S結合も利用する、と公式は説明しています。
- 200mLのほか、1,000gレフィル・80g×6本・10mLパウチ20個の4形態。ただし「つけすぎるとベタつきの原因になる」と公式が注意書きを出しているので、量は少なめから。
📋 スペック早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ReKERA(リケラ) エマルジョン 200mL |
| ブランド | リトル・サイエンティスト(リケラ/ReKERA) |
| 剤形 | 乳液タイプのヘアトリートメント(公式表記は「髪の補修乳液」) |
| 内容量 | 200mL(ほかに1,000gレフィル/80g×6本/ミニパウチ10mL×20個) |
| 使うタイミング | 濡れた髪。インバス・アウトバスの2way |
| 使用量の目安 | 少量。インバスで使うときは少し多めに(公式) |
| 香り | フルーティフローラルの香り |
| 仕上がり | しっとりしなやかで、まとまりのある髪(公式表記) |
| 主な配合 | AEDSケラチン/リトルオリジナルケラチン/スーパー疎水グラフトPPT/ナノ化CMC/液晶コレステロール |
| サロンでの用途 | リケラリノベーター(クリームタイプ)の希釈ベース。リノベーター1に対して1〜3が目安 |
| 流通 | ヘアサロン向けブランドの製品 |
- 毎朝コテやアイロンを当てている
- カラーやパーマを繰り返していて、毛先の手触りが気になる
- オイルの膜っぽさや重さが苦手
- 乾かす前の段階から何か仕込みたい
- サロンで使われているものを家でも使いたい
- 乾いた髪にサッと足せるものが欲しい(→リケラミストへ)
- ヘアケアは香りのないもので統一したい
- 細い髪・猫っ毛で、少しの油分でも重く感じやすい
- ドライヤーを使わず自然乾燥で済ませる派
- スタイリングのホールドまで1本に任せたい
※ 公式が公開しているスペックをもとにした編集部の独自評価です。使用感の測定値や、効果効能を示すものではありません。
目次
- 結論:これは「濡れているうちに置いていく」乳液です
- なぜ今サロン発想のアウトバスなのか(ダメージの原因が移った話)
- 成分を見る:AEDSケラチンとスーパー疎水グラフトPPTの役割
- テクスチャー・香り・仕上がりを公式スペックから読む
- リケラエマルジョンの使い方のコツ3つ(量・インバス・ドライ)
- デメリット・注意点:買う前に知っておきたい5つ
- リケラミスト・詰め替え・80gとの違い、どれを選ぶ?
- まとめ
1. 結論:これは「濡れているうちに置いていく」乳液です
棚の3分類のどこに置くべきか、から決めてしまいますね。
リケラエマルジョンは、乾いた髪に後から乗せて見せ方を整えるタイプではなく、髪が濡れているうちに入り込んで、乾く過程を一緒に進むタイプです。
公式が書いている手順がそのまま答えになっていて、「濡れた髪に少量手に取ってのばし、毛先を中心に広げて、ドライ」。出番はタオルドライ直後、ドライヤーの前なんですよ。オイルやバームが担当する「乾いたあと」とは、そもそも時間帯が違う。
髪を洗って乾かす回数って、週5回洗う人なら1年で260回くらいですよね。その260回のうち、いま何も仕込んでいない時間帯がまるっと空いているなら、そこに入れる1本という理解でだいたい合っています。
2. なぜ今サロン発想のアウトバスなのか(ダメージの原因が移った話)
サロン向けの薬剤が家庭に降りてくる流れは、ここ2〜3年でかなり加速しました。理由は3つあります。
① 髪が傷む原因が「施術」から「毎日の熱」へ広がった
昔はカラーやパーマがダメージの主役でした。今はそこに、毎朝のアイロンとコテが乗っかっている。実際にリケラの公式が対象として挙げているのは、ケミカルダメージヘア・環境ダメージヘア・エイジングダメージヘアの3つと、「毎朝、コテやアイロンを使う人」です。日常の習慣がケアの対象として名指しされているのが今っぽいところですね。
② ホームケアとサロンケアの境目が薄くなった
サロンで施術した状態を、次の来店まで家でどう持たせるか。ここが語られるようになったので、同じ発想の製品を家庭に置く意味が出てきました。
③ 説明の量で選ばれるようになった
成分名も、なぜその組み合わせなのかも、公開されている側が有利。ここは正直、買う側が賢くなったという話だと思います。
リトル・サイエンティストはリケラを「ドレッシーケア」という第3のカテゴリーとして打ち出しています。※ メーカーによる呼称です。洗うでも流すでもない、着せるようにまとわせるケア、というニュアンスですね。同じヘアケアの棚で今どういう商品が支持されているかは、ヘアケアの売れ筋ランキングを眺めると見えてきます。
3. 成分を見る:AEDSケラチンとスーパー疎水グラフトPPTの役割
ケラチン配合をうたうアウトバスは、正直もう珍しくありません。なので見るべきは「何が入っているか」より「どういう組み合わせにしているか」です。公式が挙げている主な成分はこちら。
| 成分 | ざっくり言うと |
|---|---|
| アミノエチルジスルフィドケラチン(AEDSケラチン) | 公式が主役に置くケラチン。名前のとおりジスルフィド(S-S)の部分を持つタイプ |
| リトルオリジナルケラチン | メーカー独自のケラチン成分として記載 |
| スーパー疎水グラフトPPT | 疎水結合だけでなくS-S結合も利用する、と公式が説明する成分 |
| ナノ化CMC | 毛髪のCMC(細胞膜複合体)に近い発想の成分を細かくしたもの |
| 液晶コレステロール | 油分側を担う成分として記載 |
面白いのは、公式の説明の重心が「入れること」ではなく「とどまり方」に寄っていることなんですよね。
スーパー疎水グラフトPPTのくだりで、公式ははっきり「疎水結合だけでなく、S-S結合も利用することでより疎水の環境を続け、持続させることができる」と書いています。つまり、なじませた成分がすぐ流れていかないように、くっつき方を二重にしておくという発想。
そしてこれが、濡れた髪に使う設計とつながっていると読めます。水を含んだ状態で全体に行きわたらせて、乾く過程で水が抜けていく。そのタイミングで疎水側の性質が効いてくる、という筋書きですね。順番に理屈が通っていて、私はここがけっこう好きです……w
4. テクスチャー・香り・仕上がりを公式スペックから読む
使用感は、公式が公開しているスペックに設計として現れます。ここではその設計から、どんな使い心地を狙った商品なのかを読み解いていきます。
① テクスチャーは「エマルジョン」という名乗りから読める
エマルジョンは乳化物、つまり水と油が混ざった状態のこと。オイルでもバームでもなく、あえてこの剤形を選んでいるということは、オイル特有のぬるっとした膜感より、水っぽく伸びていく感触を狙った設計と読めます。濡れた髪に使う前提なのも、水と混ざりやすい剤形だからですね。
② 仕上がりは「艶」ではなく「まとまり」側
公式が書いている仕上がりは「しっとりしなやかで、まとまりのある髪」。ここに艶やツヤという言葉が出てこないのがポイントで、表面を光らせて見せるより、毛先の広がりを落ち着かせる方向に振った表現です。オイルの代わりに使うと、期待している方向が少しズレるかもしれません。
③ 香りはフルーティフローラルの一択
無香料の展開は公式に記載がないので、香りは受け入れる前提になります。ヘアケアの香りは乾かしたあとも残りやすいので、香水やスタイリング剤と重ねる人は一度確認しておくと安心です。
④ ベタつきの境目は、量で決まる
公式が「つけすぎるとベタつきの原因になるので注意」とわざわざ書いているのは、しっとり方向に振った乳液だからでしょうね。さらに「インバスで使用するときは少し多めにつけるのがポイント」とも書いてあって、洗い流すのかそのまま乾かすのかで適量が変わる。ここが、この商品のいちばん扱いに慣れが要る部分だと思います。
5. リケラエマルジョンの使い方のコツ3つ(量・インバス・ドライ)
この商品は量の振れ幅が大きいので、コツも自然と量の話が中心になります。3つだけ。
① 少量から始めて、足りなければ足す
公式の表現は「少量手に取ってのばし」。最初から多めに出すと、毛先が重くなってから気づくことになります。1回目は自分でも少なすぎるかな、というくらいで様子を見るのが安全です。
② インバスで使うときだけ多めに
浴室で使って洗い流す場合は、公式が「少し多めにつけるのがポイント」と明記しています。流す前提なので、アウトバスと同じ量だと足りないわけですね。逆に言うと、流さないときに多めを真似すると失敗します。
③ 「のばして、広げて、ドライ」まででワンセット
公式の手順は毛先を中心に広げたあと、ドライまで含まれています。塗って終わりではなく、乾かすところまでが1工程。自然乾燥で放置すると、乾く過程を前提にした設計が動かないまま終わります。
6. デメリット・注意点:買う前に知っておきたい5つ
気になるところも並べておきます。買ってから気づくと面倒なやつばかりです。
- 店頭で試しにくい。 ヘアサロン向けのブランドなので、ドラッグストアの棚でテスターを触って決める、という買い方がしにくい商品です。
- つけすぎるとベタつく、と公式が言っている。 細い髪や猫っ毛の方は、本当に少量から。ここだけは慎重にいったほうがいいです。
- 香りは1種類。 フルーティフローラルのみで、無香料の選択肢は公式に記載がありません。
- 大容量はサロン向けの形態が混ざる。 1,000gレフィルや80g×6本は、業務で回す前提のサイズ感。個人で買うと使い切る前に持て余すことがあります。
- リノベーターとの希釈は、サロン施術の話。 公式には「リケラリノベーター1に対してリケラエマルジョン1〜3の割合が目安」という記載がありますが、これは薬剤を扱う側に向けた情報です。家庭でのホームケア手順として案内されているものではないので、そこは分けて読んでください。
7. リケラミスト・詰め替え・80gとの違い、どれを選ぶ?
リケラはとにかく形態が多いので、ここで一度並べて整理します。
| 種類 | こんな人に |
|---|---|
| リケラエマルジョン 200mL | まず試すならここ。濡れた髪に使う定番サイズ |
| 1,000gレフィル(詰め替え) | 家族で使う・毎日使う。容器を増やしたくない人 |
| 80g×6本 | 旅行や持ち歩き。小分けで使い切りたい人 |
| リケラミスト | 乾いた髪にプッシュしたい人。担当する場面が違う |
いちばん聞かれるのがミストとの違いだと思うので、1行で。公式の位置づけは、ミストが「髪の補修化粧水」、エマルジョンが「髪の補修乳液」です。※ いずれもメーカーによる呼称です。ミストは乾いた髪全体にプッシュ、エマルジョンは濡れた髪に伸ばす。どちらが上位という関係ではなく、髪が乾いている場面と濡れている場面で担当が分かれている、という整理がいちばん近いですね。
迷ったらリケラエマルジョン 200mLから入るのが素直だと思います。洗って乾かすのは毎日のことなので、生活の中で出番が確実にあるのはこちらです。
よくある質問
リケラエマルジョンの使い方は?
公式の手順は「濡れた髪に少量手に取ってのばし、毛先を中心に広げて、ドライ」です。インバス(洗い流す使い方)にも対応していて、その場合は少し多めにつけるのがポイントと公式が記載しています。
リケラエマルジョンとリケラミストの違いは何ですか?
公式の位置づけが違います。ミストは「髪の補修化粧水」で乾いた髪全体にプッシュするもの、エマルジョンは「髪の補修乳液」で濡れた髪に伸ばすものです。使うタイミングが分かれているので、髪の状態で選び分けることになります。
どんな成分が入っていますか?
公式が挙げているのは、アミノエチルジスルフィドケラチン(AEDSケラチン)、リトルオリジナルケラチン、スーパー疎水グラフトPPT、ナノ化CMC、液晶コレステロールなどです。疎水結合に加えてS-S結合も利用する、という説明が添えられています。
香りはありますか?無香料はありますか?
フルーティフローラルの香りです。無香料タイプについては公式に記載がないため、香りのある製品として選ぶことになります。
詰め替えや大容量はありますか?
200mLのほかに、1,000gレフィル、80g×6本、ミニパウチ10mL×20個が公式のラインナップにあります。毎日使う方や家族で使う方は詰め替えのほうが扱いやすいはずです。
8. まとめ
もう一度3行だけ。
- 濡れているうちに置いて、乾かすまでが1工程。 乾いた髪に乗せる仕上げ役ではなく、乾く過程を一緒に進むタイプの乳液です。
- 説明の軸は「入れる」より「とどまる」。 AEDSケラチンとスーパー疎水グラフトPPTで、疎水の環境を続けるという設計でした。
- 量は少なめから。 つけすぎるとベタつくと公式が明記しています。多めにするのはインバスで流すときだけ。
毎朝アイロンは当てているのに、夜に乾かす前は何もしていない。もしそういう並びで1日が回っているなら、ReKERA(リケラ) エマルジョン 200mL はその空白時間にすっと入る1本だと思います。
Amazon.co.jp の商品ページが開きます。価格・在庫・仕様は変更される場合があるため、最新情報はリンク先でご確認ください。
- 株式会社リトル・サイエンティスト 公式サイト リケラ製品ページ(位置づけ・使い方・希釈の目安・配合成分・香り・内容量ラインナップ・注意書きの記載)
- Amazon.co.jp ビューティー 売れ筋ランキング(掲載の根拠となる順位データ)
本記事は化粧品の一般的な使用方法と、公式に公開された情報を編集部がまとめたものです。医薬品のような効果・効能を示すものではありません。肌に異常が生じた場合は使用を中止し、専門医にご相談ください。
この記事で解説している商品
-
3
順位はAmazon.co.jp売れ筋ランキング(カテゴリ別)の収集時点のものです。価格・在庫は商品ページでご確認ください。
本記事は商品名・公開情報から確認できる特徴をもとに編集部が作成したもので、効果・効能を保証するものではありません。使用感には個人差があります。