オルビス リップバームUV|SPF25と全32成分から読む色と下地の実力
オルビス リップバームUVは、SPF25・PA++で紫外線吸収剤不使用のUVカットリップクリーム。全32成分の組み立て、01の色、口紅下地としての使い方、2〜3mm繰り出す塗り方、落とし方まで公式情報から整理しました。
こんにちは、KIREIRANK編集部のゴンザレスです。
SPF25・PA++。日焼け止めの棚に並ぶ数字としては、かなり控えめなほうです。顔用ならSPF50+が当たり前になった今、この表示を見て「弱くない……?」と感じる人もいると思うんですよね。でも唇用のアイテムで、しかも色つきのリップクリームとして毎日塗るものだと考えると、この数字の見え方はけっこう変わってきます。
今日取り上げるのはオルビス リップ バーム UV 01。公式サイトでは「リップバームUV」と詰めた表記で載っていて、検索でもこちらの形で打たれることが多い商品です。2026年9月28日の集計で、Amazonの売れ筋ランキング(UVケアのリップ用)で4位でした。
私がこの商品で面白いと思ったのは、数字を盛るほうへ行かずに「紫外線吸収剤不使用」「無香料」「マスクに色移りしにくい」という、毎日の使いやすさのほうへ仕様を寄せているところです。SPFの数字だけを見て判断すると、この商品の立ち位置を見誤るかもしれません。
この記事では、SPF25・PA++の意味、全32成分の組み立て、01の色、口紅の下地としての使い方までを順番に見ていきます。急いでいる方は、すぐ下の3行と早見表で買うかどうかの判断はつくはずです。
- 色つきリップクリームの顔をした、デイリー用のUVリップ。表示はSPF25・PA++で、紫外線吸収剤は不使用と公式に明記されています。
- 全成分は32項目。前半はオイルとワックスでバームの骨格を作り、12〜17番目に加水分解コラーゲン・ヒアルロン酸Naなどの保湿成分が6つ並ぶ構成です。
- 使い方は2〜3mm繰り出して塗り、使用後は最後まで繰りさげてからフタをする、の2ステップ。そのままでも、口紅の下地としても使えます。
📋 スペック早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | オルビス リップ バーム UV 01 |
| ブランド | オルビス(ORBIS/日本のブランド) |
| 区分 | 化粧品(医薬部外品の表示はなし) |
| 剤形 | 繰り出し式のスティックバーム |
| 内容量 | 記載なし |
| UV表示 | SPF25・PA++ |
| 色 | 01(公式の表現は「どんな肌色にも似合うカラー」「肌になじんで表情を明るく見せるカラー」) |
| 使用量の目安 | 2〜3mm繰り出して使用 |
| 香り | 無香料 |
| 処方まわり | 紫外線吸収剤不使用、キサンテン系色素不使用、アレルギーテスト済(すべての方にアレルギーが起きないというわけではありません) |
| その他 | マスクに色移りしにくい/口紅の下地としても使用可能 |
- 通勤や買い物など、日常の外出で唇の紫外線対策をしたい人
- 紫外線吸収剤を使っていないUVリップを探している人
- すっぴんの日でも、唇にほんのり色が欲しい人
- 香りつきのリップが苦手な人
- 口紅の下地を1本で兼ねたい人
- 海やスキー場など、強い日差しの下に長くいる日の唇用を探している人
- 完全に無色のリップクリームが欲しい人
- 色を何色かから選びたい人(通常色は01の1色)
- 内容量を数字で比べてから買いたい人
- ツヤやボリューム感を強く出したい人
※ 公式が公開しているスペックをもとにした編集部の独自評価です。使用感の測定値や、効果効能を示すものではありません。
目次
- 結論:オルビス リップバームUVは「毎日塗れる色つきUV」
- 唇のSPFは数字より毎日の塗りやすさ、という流れ
- 全32成分の分解:吸収剤なしで何が入っているか
- 色と質感、マスクへの色移りを仕様から読む
- 使い方のコツ3つ:2〜3mmと口紅下地
- デメリット・注意点:SPFと内容量の話
- ほかのリップとの違い、どれを選ぶ?
- まとめ
1. 結論:オルビス リップバームUVは「毎日塗れる色つきUV」
ひとことで言うと、「リップクリームを塗る習慣のなかに、紫外線対策と血色感をまとめて入れ込む」タイプです。
数字の強さで勝負するUVリップではありません。リップバーム UV 01が狙っているのは、朝に1回塗って、食事のあとに塗り直して、という日常のリズムにそのまま乗ること。公式のキャッチコピーも「紫外線ダメージを防ぎながら、唇を美しく見せるUVカットリップクリーム」で、守ることと見せることを同じ重さで並べています。
公式が挙げている悩みは「唇がカサカサする」「唇がくすんでいる」など。カサつきには保湿成分で、くすんで見える唇には色で、という二本立ての答え方をしている商品だと私は読みました。
2. 唇のSPFは数字より毎日の塗りやすさ、という流れ
顔の日焼け止めは毎年のようにSPF・PAの上限争いが続いてきましたが、唇まわりは少し事情が違います。理由は3つあります。
① 唇は1日に何度も塗り直す場所
食べる、飲む、話す。唇の上のものは、顔に塗った日焼け止めよりずっと早く取れていきます。だから唇用は「1回の数値」より「何回塗り直しても苦にならないか」が効いてくるんですよね。1日3回塗るなら、1か月で約90回。ここで香りや質感が合わないと、続かなくなってしまいます。
② 紫外線吸収剤を避けたい人が増えた
日焼け止めの成分表を見て、紫外線吸収剤の有無で選ぶ人はここ数年でかなり増えました。オルビスはこの商品で「紫外線吸収剤不使用」を公式に明記していて、成分表にも一般に紫外線散乱剤として使われる酸化チタンが入っています。口に近い場所だからこそ、この表示を基準にする人もいると思います。
③ マスク生活をくぐって「色移り」が判断基準になった
マスクの内側に色がつくのを嫌って、色つきリップをやめた人は多かったはず。この商品は「マスクに色移りしにくい」と公式がうたっていて、ここも選ばれる理由のひとつと読めます。
ちなみに、同じUVケアのリップ用ランキングの全体はUVケアのランキングにまとめています。数字の強いタイプと並べて見ると、この商品の立ち位置がよく分かりますよ。
3. 全32成分の分解:吸収剤なしで何が入っているか
公式に載っている全成分は32項目。前から順に、役割ごとに束ねてみました。
| 成分(全成分の並び順) | ざっくり言うと |
|---|---|
| 水添ポリイソブテン、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、パルミチン酸エチルヘキシル(1〜4番目) | バームの土台になるオイル類。伸びとツヤの方向を決める |
| ポリエチレン、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル(5・6・9番目) | スティックの形を保つ固形分と、粘度を出すエステル |
| ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(8番目) | シリコーン系の油剤。ツヤ感やなめらかさに関わる |
| ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)(10番目) | アミノ酸系のエモリエント成分。唇をやわらかく保つ役 |
| シャクヤク根エキス、テンニンカ果実エキス、加水分解コラーゲン、ゲットウ葉エキス、スクワラン、ヒアルロン酸Na(12〜17番目) | 保湿成分のブロック。公式は加水分解コラーゲンを「保湿」、ゲットウ葉エキスを「乾燥防止」と紹介 |
| シリカ、ハイドロゲンジメチコン、トリエトキシカプリリルシラン(19〜21番目) | 粉体と、その表面処理に使われる成分 |
| 酸化チタン(28番目) | 一般に紫外線散乱剤・白色顔料として使われる成分 |
| 黄4、酸化鉄、赤201、赤202(29〜32番目) | 01の色を作る色材 |
並びを見て私が「なるほど」と思ったのは、前半11番目までがほぼバームの骨格で、12番目から保湿成分がまとまって出てくるところ。リップクリームとしての仕事をまず固めて、その上に保湿とUVと色を重ねる、という順番の作り方になっています。
もうひとつは色材の選び方。公式は「キサンテン系色素不使用」と書いていて、実際に色材は黄4・酸化鉄・赤201・赤202の4つです。唇に塗るものの色を、どの系統で作っているかまで開示しているのは、成分で選ぶ人には助かる情報だと思います。
なお、成分表には23番目に水、24番目にエタノールも入っています。全成分の並びは配合量の多い順が原則なので、後半の成分は少量と考えるのが自然です。
4. 色と質感、マスクへの色移りを仕様から読む
使用感は、公式が公開しているスペックに設計として現れます。ここではその設計から、どんな使い心地を狙った商品なのかを読み解いていきます。
① テクスチャー ← オイルとワックスの比率から
全成分の上位4つが液状のオイル類、そこにポリエチレンと粘度の高いエステルが続く組み立てです。公式の表現は「ベタベタしないバーム」「うるおい長持ち」。硬すぎるスティックではなく、体温でやわらかく伸びて、塗ったあとは唇の上に薄い膜として残るバームを狙った設計と読めます。
② 塗り心地とマスク ← 粉体と表面処理から
シリカやハイドロゲンジメチコン、トリエトキシカプリリルシランといった、粉体とその表面処理に使われる成分が入っています。公式がうたう「マスクに色移りしにくい」は、こうした粉体と色材の組み合わせで作っている仕様と読めます。ただし、食事や摩擦で取れていくのはリップ全般に共通する話なので、塗り直し前提で考えておくのがいいですね。
③ 色・香り ← 公式記載をそのまま
01の色について、公式は「どんな肌色にも似合うカラー」「肌になじんで表情を明るく見せるカラー」と説明しています。色材が4つとも後半に少量入っている構成なので、口紅のようにしっかり色を乗せるというより、唇の色をほんのり整えるくらいの発色を狙った設計という読み方になります。香りは無香料です。
ちなみに過去には限定色の「湯上がりレッド」も出ていましたが、公式では販売終了の扱いです。今買える通常色は01の1色ですね。
5. 使い方のコツ3つ:2〜3mmと口紅下地
公式の使い方はシンプルで、「2〜3mm繰り出して使用し、使用後は必ず最後まで繰りさげてからフタをする」の2ステップです。そのうえで、意識しておくと差が出そうなポイントを3つまとめました。
① 繰り出すのは2〜3mmで止める
スティック系のリップは、出しすぎると折れやすくなります。公式が2〜3mmと数字で指定しているのは、この長さで塗るのがちょうどいい設計だから。唇の端から中央へ、何回かに分けて往復させると、薄くムラなく乗せやすいと思います。
② フタの前に、必ず最後まで繰りさげる
ここ、地味ですけどマジで大事です。出したままフタをすると、先端がフタの内側に当たって形が崩れたり、汚れがつきやすくなったりします。公式がわざわざ「必ず」と書いている注意書きなので、習慣にしておきたいところ。
③ 口紅の前に塗って化粧下地にする
唇の化粧下地として使えるのも、この商品の特徴です。公式は「口紅の下地としてもご使用いただけます」と明記しています。先にこのバームを薄く塗って、少しなじませてから口紅を重ねる流れ。唇の縦じわやカサつきに色が入り込むのを避けたい日に試す価値がありそうです。UVの役割も下地側に持たせられるので、口紅を選ぶ自由度が上がるのもうれしいポイントかな、と。
落とし方は公式に記載がありません。ふだんのクレンジングや洗顔のときに、一緒にやさしく落とすのが一般的な扱いです。
6. デメリット・注意点:SPFと内容量の話
ここまでいい面を中心に見てきたので、気になる点もはっきり書いておきます。
- レジャー向けの数値ではない SPF25・PA++は、日常の外出を想定した数字です。海や山、スポーツ観戦など、強い日差しの下に何時間もいる日は、もっと高い表示のUVリップを選ぶか、こまめに塗り直す前提で使うのが無難です。
- 内容量の公式記載が見当たらない 商品ページに内容量の記載がなく、何日もつかを数字で比べにくいのは惜しいところ。購入前にAmazonの商品ページの表示で確認しておくと安心です。
- 通常色は01の1色だけ 色の選択肢はありません。「どんな肌色にも似合う」とうたわれていても、無色のリップクリームを求めている人には色が気になるかもしれません。
- 成分にエタノールが入っている 量は少ないと考えられる位置ですが、アルコールが気になる人は全成分を確認してから選ぶのがいいと思います。
7. ほかのリップとの違い、どれを選ぶ?
同じオルビスの中でも、唇用のアイテムはいくつかの方向に分かれています。ここではタイプ別に、どんな人に向くかを並べてみました。
| タイプ | こんな人に |
|---|---|
| オルビス リップバームUV 01 | 日常の外出で、UV対策と血色感を1本でまかないたい人 |
| オルビス リップバームUV 湯上がりレッド(限定色) | もう少し赤みのある色が欲しい人。公式では販売終了なので、在庫があれば |
| オルビスのリップアイテム | UVより、色の種類や保湿の方向で選びたい人 |
| SPF50クラスのUVリップ | レジャーや屋外の長時間に、数値の高さを優先したい人 |
選び分けの軸は「どれだけの時間、強い日差しの下にいるか」と「色が欲しいかどうか」の2つです。毎日の通勤や買い物が中心で、唇にほんのり色があるとうれしいなら、こちらで十分に役割を果たせると思います。
迷ったら、まずはリップバームUV 01を日常用にして、レジャーの日だけ高SPFのタイプを足す組み合わせがいちばんムダがないかな、と私は考えています。
よくある質問
オルビス リップバームUVのSPFはいくつですか?
SPF25・PA++です。紫外線吸収剤は不使用と公式に明記されていて、日常の外出で使うことを想定した数値と考えるのが自然です。
リップバームUVは口紅の下地に使えますか?
使えます。公式に「口紅の下地としてもご使用いただけます」と記載があります。先に薄く塗ってなじませてから、口紅を重ねる流れがおすすめです。
オルビス リップバームUVの色はどんな色ですか?
通常色は01の1色で、公式は「どんな肌色にも似合うカラー」「肌になじんで表情を明るく見せるカラー」と説明しています。限定色の湯上がりレッドは公式では販売終了です。
リップバームUVの落とし方は?専用のクレンジングが必要ですか?
公式に落とし方の記載はありません。ふだんのクレンジングや洗顔のときに、一緒にやさしく落とすのが一般的な使い方です。
リップバームUVの正しい使い方は?
2〜3mm繰り出して唇に塗り、使用後は必ず最後まで繰りさげてからフタをします。出したままフタをすると先端が崩れやすくなります。
8. まとめ
もう一度3行だけ。
- 毎日のリップクリーム習慣に、UV対策と血色感をまとめて入れ込む1本。
- 全32成分は、バームの骨格+保湿成分6つ+酸化チタン+色材4つ。紫外線吸収剤は不使用。
- 2〜3mm繰り出して塗り、最後まで繰りさげてからフタ。口紅の下地にも使える。
まずは明日の朝、いつものリップクリームの代わりにオルビス リップ バーム UV 01を1回塗ってみるところから。出かける前のひと塗りが、そのまま紫外線対策になります。
- オルビス公式オンラインショップ 商品ページ(UV表示・全成分・使用方法・処方の記載)
- Amazon.co.jp ビューティー 売れ筋ランキング(掲載の根拠となる順位データ)
本記事は化粧品の一般的な使用方法と、公式に公開された情報を編集部がまとめたものです。医薬品のような効果・効能を示すものではありません。肌に異常が生じた場合は使用を中止し、専門医にご相談ください。
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本記事は商品名・公開情報から確認できる特徴をもとに編集部が作成したもので、効果・効能を保証するものではありません。使用感には個人差があります。